しらすしらすのうちに

先程しらすとキャベツのペペロンチーノをうまあ…と思いながら勢いよく頬張っていたのですが、私はいつもカレーライスとかパスタとか具が最後に残っちゃうタイプで、今回もしらすとキャベツだけになったのですが、その途端に「多くの命の上に立っている感」とでも言いましょうか、生き物(ここではしらす)を犠牲にして肉体が構築されていることを意識して、急に目の前の具が恐ろしくなってしまい、フォークが止まってしまいました。その後、なんとか食べきったけど、やっぱりしらすは苦手なのかも。

たらこだっていくらだって食べるし、焼肉だって大好きなんだけどな。

 

味は美味しいんですけど、食べることで徐々に目の前のしらすがなくなっていく感覚がだめでした。隣同士のしらすを見てはこの2匹はもしかしたら恋人だったのではないか、この目は、この胴体だけ残っているしらすのものだったのではないか、とか考えてしまいました。とてもつらい。パスタ大好きなのにとてもつらかった。やはり躊躇わずに麺を大盛りにしておけば、具と麺を同時に食べ終わるようにしておけばよかった…。

 

あまり噛むことはせずにレモンの味のついた水で、せめて綺麗な状態であの2匹がまた私の胃の中で出会えるように、と一気に流し込んだ。

 

しらすたちも夏を感じてくれただろうか。

 

あ、サンバリアの日傘をついに買いました!届くのが楽しみです。